【CyberArk】「2025 Services Delivery Partner of the Year」受賞!

2025年5月21日、CyberArk Software主催のパートナー向けイベント「CyberArk Partner Update」にて、システムサポートが「Services Delivery Partner of the Year」を受賞いたしました!
本賞は、国内において1年間で最も多くの最上位技術資格を取得した企業に贈られるものです。
このような賞をいただけたことを大変光栄に思うとともに、当社の技術力をご評価くださったCyberArk Software様に心より感謝いたします。
本記事では、受賞に至った経緯や、当社のCyberArkビジネスにおける今後の展望についてご紹介いたします。
受賞に至った経緯
システムサポートでは、企業におけるセキュリティ対策としてアイデンティティセキュリティが重要だと考え、2021年よりインフラエンジニアを中心にCyberArk製品の技術習得を開始しました。
ハンズオントレーニングや社内環境での製品検証を通じて技術力を磨き、製造業や海運業をはじめとする多様な業界への導入実績を積み重ねることで、実践的なノウハウを蓄積してきました。
CyberArkの上位資格は、実技試験となるため、正確に設定を行う能力やエラーに柔軟に対応する能力などが求められます。
当社の社員は、トレーニングで得た知識と、案件で蓄積したノウハウを活かし、認定資格に積極的に挑戦してきました。
また、自己研鑽だけでなく、社員同士の情報共有も活発に行い、新たなCyberArkエンジニアの育成にも力を入れてきました。
その結果、組織全体の資格取得数が大幅に増加したことが評価され、今回の受賞につながりました。
今後の展望
CyberArkビジネス発足当初は、Privilege Access Manager(特権アクセス管理システム)を中心に技術習得を行ってきましたが、CyberArkで対応可能なセキュリティ範囲の拡大に伴い、現在は新たな製品知識の習得も進めています。
- CyberArk Identity:
多要素認証を活用した認証基盤を提供し、各種リソースに対するセキュアなSSOを実現する製品です。
- Endpoint Privilege Manager:
ユーザーの管理者権限やアプリケーション実行の制御を行い、コンピュータ(=エンドポイント)を保護する製品です。
今後は、お客様のニーズにより柔軟にお応えできるよう、クライアント保護やアイデンティティ管理の分野にも対応範囲を広げていきます。
当社では各拠点にCyberArkエンジニアが在籍しております。
名古屋支社には複数の上位資格を保有しているエンジニアもおり、万全の導入体制を整えています。
資格の詳細や導入実績については別記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
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おわりに
今回の受賞は当社エンジニアが技術力向上を目指し、努力を続けてきた証であるとともに、高度な技術力を有していることの証明になると自負しています。
今後も研鑽を重ね、より質の高いサービスをお客様に提供できることを目指していきます。
また、当社ではCyberArk以外にもさまざまな製品を扱い、多角的なセキュリティ対策をサポートしていきます。
情報化が進む昨今、各企業には不正アクセスや脆弱性といったさまざまなリスクを的確に把握し、継続的に対策していくことが求められています。
当社では、CyberArk製品による特権アクセス管理のほか、脆弱性やマルウェアといったさまざまなリスクへの対策を強化するため、総合的なセキュリティ支援サービス「Security Studio」を提供しています。
「Security Studio」は、TenableやQualysなどの脆弱性管理ツールや、持込パソコン・メディアの事前セキュリティチェックを行う「PC検疫けんちくん」といった製品を活用し、お客様の安全なIT運用をサポートするサービスです。
「Security Studio」については別記事で詳しくご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
情報セキュリティ対策支援サービス「Security Studio」|ソリューション&プロダクト|株式会社システムサポート | SYSTEM SUPPORT Inc.