放置して“ながら”完了──フルスキャンUSBメディア検査の新標準「けんちくんLite」

“やらなきゃ”を“やって当然”に変える
業務の多様化に伴い、社外で使用したUSBメモリや外付けHDDを社内ネットワークに接続する場面が増えています。
特にテレワークや外出先での作業が一般化した今、持ち込み機器を介したマルウェア感染リスクは企業のセキュリティを脅かす重大な問題です。
しかし、「帰社してからウイルスチェック」をユーザーに任せておくと、どうしても“面倒くさい”“時間がかかる”と後回しにされてしまいがちです。
結果として、検査漏れやポリシー違反が発生し、取り返しのつかないインシデントにつながることもあります。
そんな課題を解決するのが、フルスキャン前提のUSBメディア検査システム「けんちくん」のLiteバージョンです。
ユーザーは「放置しておけば終わる」、それだけ。
日常の業務フローに自然に溶け込む仕組みを通じて、USBメディアの安全確保を無意識に実現します。
この記事では、けんちくんLite の概要から導入効果、具体的な運用ステップまでを詳しくご紹介いたします。
1. けんちくんLite が実現する「ながら検査」の概念
- 専用PC+タッチパネル設置
社内のロビーや通路の片隅、あるいは入退室ゲート付近に専用Windows PCとタッチパネルディスプレイを設置。
- 「差すだけ」でフルスキャン開始
USBメモリを指定のインターフェースに差し込むと、自動的に社内ポリシーに準拠したフルスキャンがスタート。
利用者は画面を見る必要すらありません。
- 放置完了の自動解除
スキャン完了後は、自動でメディアのロックが解除されます。再度取り外し操作を行うことなく、そのまま社内システムへ接続できます。
- ログ取得とレポート出力
USBの固有ID(シリアル番号)とスキャン結果、日時、ユーザー情報(ログオンIDなど)を自動で記録します。
CSVレポートやSIEM連携で運用管理者はいつでも検査状況を把握できます。
これが「ながら検査」のキモ。
ユーザーは業務を止めず、わずか数秒の挿入操作だけで、あとは別の作業に戻ればOK──その間に確実なフルスキャンが走り、完了すればメディア解放という流れです。
2. フルスキャン前提で得られる安心感
USB帯域の制約を鑑み、部分スキャンや特定ファイル種のチェックも選択可能ですが、
けんちくんLite は「フルスキャン」を標準とします。
その理由は以下の通りです。
- 未知の脅威にも対応
ホワイトリストやインクリメンタル検査では見逃しリスクのある新種マルウェアも、フルスキャンなら検出可能。
- 社内ポリシー遵守を一元化
ポリシーに沿った全ファイルのチェックを自動化し、部署やユーザーごとの設定ミスを排除。
- コンプライアンス監査への備え
徹底したフルスキャンログは、内部・外部監査資料としても有効です。疑義発生時の原因調査や報告資料にそのまま活用できます。
「フルスキャン=時間がかかる」のイメージを払拭するのではなく、「時間がかかっても放置すれば確実に終わる」運用を提供するのが、大きなポイントです。
3. 導入事例:製造業E社の“ながら運用”成功ストーリー
E社では、月間約200本のUSBメディアが持ち込まれていました。
従来は各拠点の管理者が都度手動でウイルス対策ソフトを起動し、検査結果をExcelで集計する運用でした。
- 課題
・手間と時間が嵩み、現場から「検査は面倒」と敬遠の声
・月末の検査未実施数が平均5%発生
- けんちくんLite 導入後
・「差すだけ」の簡易操作により、検査実施率100%を実現
・スキャン完了までの放置時間平均10分(業務中断ゼロ)
・ログ自動集計により、月次レポート作成工数が70%削減
さらに、ユーザーアンケートでは「差すだけですぐに忘れて別業務に戻れるのが良い」「早いかどうかより確実さが安心」という声が多数寄せられ、運用定着に成功しました。
4. 導入の流れとポイント
4.1 設置場所の選定
- 人の往来が多く、かつ作業に支障を来さない位置
- 入退室ゲート付近やコーヒーコーナーそばなど
4.2 ハードウェア準備
- Windows PC(OS:Windows 10以降推奨)
- タッチパネルディスプレイ(10~15インチ程度)
- USBポート(Type-A/Type-C 両対応可)・USBハブ
4.3 ソフトウェア設定
- フルスキャンモード有効化
- 除外リスト(システムファイル等必要最小限)登録
- 管理者アカウント設定
- ログ出力先・レポート形式設定
4.4 社員トレーニング
- 挿すだけ運用の流れを5分程度でレクチャー
- FAQをまとめたガイドを社内イントラに掲載
- 初週はIT部門がモニタリングし、ユーザーサポート
4.5 定常運用と改善
- 月次でログを確認し、未検査件数0を維持
- ユーザーフィードバックを収集し、設定調整
- 必要に応じて、SIEM連携や通知オプション検討
これらのステップを踏むことで、フルスキャン運用を止めずに“ながら検査”を定着させられます。
5. まとめ:放置するだけでセキュリティ習慣化
けんちくんLite は、“放置しておけば終わる”“差すだけ”“何もしなくていい”というシンプルさで、USBメディア検査を業務の一部として自然に組み込むソリューションです。
フルスキャン前提で確実かつ包括的に脅威を除去し、ログ記録でコンプライアンス監査にも対応。
導入のしやすさと運用の軽快さが、企業のセキュリティ文化を強固にします。
まずは一台から。
オフィスに「ながらセキュリティ」を根付かせ、明日からの安心を手に入れましょう。
9月11日(木)11:00~オンライン配信にて「端末とメールのセキュリティ強化策セミナー」を開催します。
その中で、PC検疫けんちくんについて解説しますので、興味のある方はぜひ、ご参加ください!
詳細は下記をクリックしてご確認ください。