【ServiceNow】レポートから他の画面へ遷移する方法

こんにちは、ServiceNow担当のわっくんです。
今回は、レポート機能の具体な使用例を紹介したいと思います。
ServiceNow レポートは、データを可視化したものであり、ダッシュボードやサービスポータルでユーザーと共有したり、PDF にエクスポートしたり、メールで送信することが可能です。
レポートを使用することで、現在の状況や傾向を発見することができ、人間の判断の手助けとなります。
※本記事はWashingtonバージョン時点の内容を元に作成しています。
Platform analytics の 内容は含まれておりません。
※レポートの概要については、IT’s artiSTSの姉妹サイト「So-da」に記事がありますので、こちらをご参照ください。
【ServiceNow】レポート機能の紹介
CONTENTS
概要
レポートをクリックした場合、デフォルトでは出力元のデータをリスト表示しますが、
リダイレクトURLを設定することで、意図した画面への動線を設定できます。
用途
レポートをダッシュボードへ配置して共有し、監視している人(異常値を発見した人)に1クリックで下記の動作が可能になります。
<レポート遷移の事例>
・異常を発見したので、ナレッジを開きたい
・異常を発見したので、インシデント入力画面へ遷移したい
・異常を発見したので、部品手配などのサービスカタログへ遷移したい
・異常を発見したので、詳細情報のダッシュボードを開きたい
遷移先の設定方法
実行結果
上記の設定をした上で、 レポートの値部分をクリックすると、インシデント新規入力画面が開きます。

▼クリック後の状態
<参考>
上記の例ではレポートを開いてクリックしていますが、ダッシュボードに配置した状態でも同じように動作します。

▼クリック後の状態

上記の例ではレポートを開いてクリックしていますが、ダッシュボードに配置した状態でも同じように動作します。
おわりに
今回は、レポートから他の画面へ遷移する方法について、具体的な設定方法をご紹介しました。
他にも標準機能で設定できるクリック動作としてドリルダウン機能もあり、
一部のレポートタイプでサポートされていますので、特性と要件に応じて最適なものをご活用ください。
他にも標準機能で設定できるクリック動作としてドリルダウン機能もあり、
一部のレポートタイプでサポートされていますので、特性と要件に応じて最適なものをご活用ください。
この記事がレポート機能を利用するきっかけになれば幸いです。ServiceNowを活用した業務改善をするなら、システムサポートのServiceNow導入サービスをよろしくお願いします。
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