失敗しないデータ基盤づくりへ!Snowflakeで実現する、データ活用の第一歩

1. そのAI活用、データが「足かせ」になっていませんか?

昨今、AI導入やデータ分析を推進する企業が増えています。
一方で、現場のご担当者様からは、以下のような切実なお悩みを伺うことが少なくありません。

陥りがちな「データの3大課題」

  • データのサイロ化: 部署やシステムごとにデータが分散し、どれが「正解」かわからない。
  • 「守り」の運用で手一杯: 既存DBのバージョンアップや保守にリソースを削られ、肝心の分析に手が回らない。
  • 形式の壁: Excel、PDF、JSON、画像……バラバラな形式を統合するだけで膨大なコストがかかる。

 

AIは、導入さえすれば何でもやってくれる魔法のツールではありません。
信頼できるデータの蓄積があって初めて、有益な分析や意思決定が実現します。

「せっかくAIを導入したけどなんか期待外れだな……」という事態を避けるためにも、データ品質や信頼性の向上は優先すべき課題となります。

本記事では、こうした問題へのアプローチの一つとして、Snowflake(スノーフレイク)を使ったデータ基盤構築のメリットをご紹介します。


2. なぜSnowflakeなのか?特筆すべき3つの特徴

Snowflakeは、データの集積・管理・分析といった役割を一元化できるSaaS型データプラットフォーム製品です。
単なる「新しいデータベース製品」ではありません。

先に挙げたデータ課題を解決する上で役に立つ、次のような特徴を兼ね備えています。

あらゆるデータ、あらゆるクラウドを「地続き」に

SnowflakeはAWS/Azure/Google Cloud上で利用可能なマルチクラウド対応のサービスです。
そのため、既存システムの利用状況に応じて柔軟なクラウド選択が可能となっています。(※1)

また、従来の構造化データだけでなく、ログファイル(JSON)や画像・音声といった「非構造化データ」もそのまま扱えます

「データの持ち方に合わせてシステムを組む」のではなく、「Snowflakeに入れれば何でも使える」というシンプルさが、導入のハードルを劇的に下げます。

「管理」を自動化し、エンジニアをクリエイティブな仕事へ

Snowflakeは以下のような管理作業を自動化するため、ユーザがインフラ部分の管理を意識する必要はありません。

  • インデックスの再構築やパッチ当て
  • データの整理(「マイクロパーティション」単位で管理)
  • パフォーマンスチューニング

維持管理ではなく、データ分析・活用といった攻めのタスクにリソースを割けるようになることは、Snowflakeを採用することの大きなメリットと言えます。

③ コストを「使った分だけ」に最適化する

Snowflakeは、コンピューティング(計算能力)とストレージ(保存容量)を完全に分離したアーキテクチャを採用しています。
これにより、「データは大量にあるが、計算はたまにしかしない」といったケースでも、無駄なコストが発生しません。

例えばコンピューティングリソースは、以下のような仕組みによりコストの最適化が行われています。

ウェアハウス性能の最適化 稼働時間の最適化
・実行するクエリごとに性能の異なるウェアハウスに切替が可能
・大規模な並列処理にはウェアハウスの数を増やして対応
・利用時間外はウェアハウスを停止して課金も停止
・自動停止設定で”止め忘れ”も防止
・キャッシュを使って計算回数自体を削減

さらに、ご利用のワークロードに合わせて最適なウェアハウスの性能を自動で判断する「Adaptive Warehouse」も注目の新機能として発表されるなど、よりシンプルで効率的なデータ活用を実現する機能向上が期待されています。


3. まとめ:理想のデータ基盤を、共に形にする

Snowflakeは、企業が抱えるデータの課題を解決するための機能・特徴を数多く備えており、信頼性の高いデータ基盤を構築する上で、非常に有力な選択肢の一つです。

もちろん、どんな製品であっても単に導入するだけで問題が解決する例は稀であり、現在ご利用の環境やデータの特性など考慮しながら、最適な製品の組み合わせを模索することが重要です。

株式会社システムサポートでは、特定の製品に縛られることなく、お客様の真の課題に合わせた最適な構成をご提案します。

「自社のデータ、まずは整理するところから手伝ってほしい」
「Snowflakeが自社に合うか、プロの意見を聞きたい」

そんなご相談を私たちは誠心誠意サポートいたします。
ぜひ一度ご相談ください!


  • (※1) 各クラウドプロバイダー、リージョンでの利用可否について最新の情報は公式ドキュメントをご参照ください。
  • (※2) 正確にはクレジットという単位で計算されます。1クレジット当たりの価格など、詳細はSnowflakeの価格体系をご参照ください。

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記事を書いた人

名古屋支社BI事業部所属。主な担当製品はOracleDatabase/GoogleCloud/Snowflake。ボードゲームエンジョイ勢。

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