Snowflake World Tour Tokyo 2025参加レポート
先日、Snowflake World Tour Tokyo 2025に参加してきました!
本イベントではSnowflakeの最新技術や各企業の活用事例に触れる貴重な機会を得ました。
本記事ではイベントの様子や、注目のポイントについてお伝えしていきます。
Snowflake World Tour Tokyo 2025とは?
日本最大級のデータとAIの最新事例や技術アップデートを提供することを目的としたSnowflakeのイベントです。
Keynote、セッション、Expoが開催され、自社の製品紹介、Apache Icebergを用いたデータ活用、CortexAI、コスト最適化などさまざまな情報が紹介されていました。

Keynote
Keynoteでは主にSnowflakeのコンセプトや注目点の説明、各企業による対談が行われていました。
Snowflakeのコンセプトは「EASY」、「CONNECTED」、「TRUSTED」の3点あり、その中でも「EASY」に重きを置いているため、使いやすいUIや統合されたプロダクトの提供をしています。

注目点は「Cortex AI」という高度な自然言語処理能力を持ったAIです。
他と比べ正確性を重視したAIで、「適切なデータ整備なくして実力を発揮できるのか」という問いかけがなされ、AI時代におけるデータガバナンスの重要性が改めて強調されました。
企業による対談では、データ活用、データ戦略、AIの活用の話題が主に挙げられていました。
セッション
セッションでは各企業の活用事例や、Snowflakeの活用方法などが紹介されていました。
技術者、エンドユーザー、初心者向けなど幅広いセッションが開催されており、特に以下のセッションが興味深かったです。
【マルチクラウド時代の先例として得た手痛い教訓】
Microsoft FabricとSnowflake間でデータの圧縮に差があり、それにより莫大な費用が発生してしまったという内容でした。
再発防止のためにSnowflakeの新機能を活用し、監視対象として必要なものに閾値をそれぞれ設定していることなど有益な情報を多く学ぶことが出来ました。
EXPO
EXPO会場では、公式ブースやコミュニティ、シアターセッションに加え、データ連携・BI・ETLなどのさまざまなパートナー企業が出展していました。
会場内は多くの方で賑わい、どのブースもかなりの盛り上がりを見せており、弊社ブースにも多数のお客様にお立ち寄りいただきました。
また、会場にはSnow Barやフォトスポットなどのユニークな要素もあり、特定の時間になると軽食や飲み物が無料で提供されていました。
そのため、イベントの快適性が非常に高かった点も参加者としてありがたかったです。


まとめ
今回の「Snowflake World Tour Tokyo 2025」に参加し、SnowflakeのコンセプトやCortex AI、Apache Icebergなど、これからのデータ戦略に不可欠な知見を多く得ることができました。
特にCortex AIが目指す正確性の追求は、Snowflakeでデータ分析を進める中で、AIの活用とデータ品質の向上という二軸を強化していく重要性を示しています。
今回の学びを活かし、より高度なデータ活用を目指していきたいと思います。





